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のく、医師になる

部活を休部した話

Posted on 2023年2月27日

私は大学でアイスホッケー部と弓道部を兼部していますが、先日からアイスホッケー部を休部することにしました。

前置き

まずは休部した経緯を説明します。

休部する理由には、人間関係やモチベーションの崩れなどがありますが、今回はモチベーションの維持が難しかったため、休部することにしました。

大学生活では部活での縦のつながりが大切です。

先輩や後輩とご飯に行ったり、ときには旅行に行ったりします。

私もアイスホッケー部の先輩や後輩と仲がよく、頻繁にご飯に行っていましたし、旅行に行くこともありました。

何が言いたいかというと、私の場合、人間関係は良好だったということです。

休部するのは心苦しく、苦渋の決断でした。

休部の理由

私はあくまで医学生であり、勉強を最優先にしなければなりません。

周りは徐々に勉強に集中するようになり、焦りを感じるようになりました。

海外留学をひとつの目標にしていた私は、大学の勉強だけでなく、英語の勉強にも力を入れたいと考えていましたし、それ以前に大学の勉強についていくだけでも必死でした。

そんな中、部活の時間がストレスに感じるようになり、勉強へのモチベと部活へのモチベが反比例的に衝突するようになりました。

なぜ、弓道部ではなくアイスホッケー部だったのか、

それは弓道を生涯続けていくと決めていたからです。

弓道は一生続けて成長することが可能です。

一方、アイスホッケーでは試合に勝つのに若さがそこそこ必要ですし、生涯続けるのは難しいです。

そもそも弓道を休部する選択はありませんでした。

それに、アイスホッケーは初心者から始め、さらにコロナ禍で練習をほとんどできなかったため、成長を感じることがありませんでした。

同期や後輩にいる経験者がプレッシャーに感じられて、モチベーションが崩れていきました。

以上が休部を決めた理由です。

経緯①

私はちょうど半年前、去年の11月ごろから休部することを悩んでいました。

まずは部長に相談するべきだと考え、日帰り遠征のときに車の中で相談しました。

部長はとてもやんちゃな性格で、大学中に名前が知られているような人でした。

でもそのときは真剣に話を聞いてくれて、胸の内のわだかまりを無くすことができました。

私の相談内容を要約しました。

  • 勉強の時間が確保できない
  • 自分の成長が感じられない
  • 退部か休部を考えている
  • しかし、先輩からスキルを教えてもらった恩を裏切ることになるような気がする
  • 以上について部長の意見を聞かせてほしい

これに対し、部長の意見はこうでした。

  • 勉強は最優先事項で、他に選択肢がないならば仕方ない
  • コロナ禍の中でも十分成長している
  • 他の部員のことは気にしないでいい。それを理由に残るのは違う

そして、結論を出す前に、冬シーズンの大会を経験してはどうか、と提案してもらいました。

たしかに、正式な試合を一度も経験していなかったため、考えた結果、シーズン終わりまでは継続することにしました。

経緯②

シーズンが終わり、新学期が始まりました。

しかし、そのシーズンも、コロナの波により試合はほぼすべて中止になり、不完全燃焼のまま終わりました。

新学期が始まれば新入生歓迎会、通称「新歓」が始まります。

まだ休部を悩んでいましたが、2つの部活の新歓が忙しく、じっくり考える時間はありませんでした。

自分が休むのならば、1年生を勧誘するのは気が引けましたが、その一方で、部活のために部員を増やすことで運営のダメージを減らすことができると考えました。

新入部員は多くはありませんでしたが、有望株が入部してくれたため、部内は大喜びでした。

そこから部活が本格的になり、また練習に追われる日々が始まりました。

5月半ば、同期の部員から退部の相談を受けました。

驚きましたが、その一方で、自分も休部する良いタイミングかもしれないと考えました。

私も休部したいことを話し、退部、休部について話が進むことになりました。

経緯③

部長に再び相談し、仕事の引継ぎなども考えて、休部の準備を進めました。

ただ、3年生が2人抜けるのは部活としてダメージが大きすぎるということで、2人ともシーズン前までの休部をすることで、意見をまとめました。冬には復帰するようにと。

また、仕事を引き継げる人がいないため、ほとんどの仕事は今まで通り行い、一部困難な仕事のみ他の部員に任せることにしました。

望んだ形ではありませんでしたが、部活に迷惑かけるのは避けたかったため、あまり悩まずに決めることができました。

その後、休部のことを他の部員に伝え、正式に休部することになりました。

休部開始後

休部し始めたら、仲の良い先輩や後輩と飲むことになり、いろいろと語ることで、改めて部員に恵まれていたことを認識しました。

その部員としばらく疎遠になることが寂しく、少し眼を湿らせてしまいましたが、部員に見送ってもらうことができました。

その後、勉強や弓道の時間を十分にとることができ、ずいぶんとストレスフリーな生活を送れるようになりました。

先輩とご飯に行くこともありますし、大学で後輩に会ったら軽く話をすることもあります。

休部は大きな決断で、周りの目を気にしてしまいますが、悩んだら相談して、決断するのも良いことです。

それだけで関係が崩れるのであれば、休部して正解です。

休部しても仲良くしてくれる仲間であれば、今後も長く付き合うことができるでしょう。

まとめ

休部は大きな決断です。

しかし、大学は自分の人生を大きく左右する場です。

自分に本当に必要なことを優先しなければなりません。

もし同じような悩みを持っている人がいれば、将来を見据えて納得できる選択をしてください!

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